
前回、「自分らしい、社会をより良くする役立ち方をあらわしたもの」であるお役立ちイメージについておさらいしました。
その中で、お役立ちイメージシートを使って、お役立ちビジョンを実現するためのシナリオを描き、課題を設定しましたね。
これらを実践に移す時には、さまざまな実践ポイントがあります。
今回は「PDCA」について考えていきましょう。
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※動画の内容と、下のテキストの内容は同じです。
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「PDCA」という言葉を、みなさんは聞いたことがありますか?
ビジネスではかなり浸透している言葉ではないでしょうか。
まずは「PDCA」とは何なのかを確認していきましょう。
PDCAは、
の頭文字を取ったもので、仕事を進めるサイクルのことです。
この「PDCA」は、
のサイクルともいえます。
特に、「計画」は、こんな風に進めたら、目標を達成できるだろう。という仮説のもと、課題やスケジュールを決めます。そのため、正しい計画かどうかは、やってみないとわからないこともあります。だからこそ、実行の後、その仮説が合っているかどうかの検証をします。そして、必要であれば、更に修正し、進化させていくことが求められます。
この、PDCAサイクルには、重要なポイントが他にもあります。
それは、「PDCA」を回す「O=Objectives」つまり「目的」を常に忘れないことです。
これを私たちは「O-PDCA」と言っています。

ではなぜ、PDCAを回すうえで目的を忘れないことが重要なのでしょうか。
例えば、営業の売り上げ1億円。という目標を立てたとしましょう。
その目的は、自社の商品やサービスを通じて、お客様の生産性を向上させることです。
ところが、達成が難しくなってくると、お客様のことは忘れて、どんな手段でも売ってやろう。という、自分都合の働きかけになってしまうことがあります。
仮にそうやって売り上げ1億円を達成した場合、目的を達成したと言えるでしょうか?
本来の目的を忘れてしまって、自分都合の働きかけを続けていたら、目的だったはずのお客様の生産性向上を果たせないばかりか、いつかお客様は去ってしまうのではないでしょうか。
このように、PDCAのサイクルは、その目的を常に忘れない。ということが重要です。
では「お役立ち道」における「O-PDCA」を回していくための実践ポイントをみていきましょう。
お役立ち道における「O(Objectives)=目的」とは「お役立ちイメージ」のことです。
どんな社会を創りたいか、この組織を通じて何を成し遂げたいか、さらに、自分のワクワクのもとや、強みが生かせているか。というのも「自分らしく役立つ」という点で重要な目的です。
もし、お役立ちイメージという目的を見失った場合、PDCAを回すことにとらわれてしまい、より良い社会づくりに向かっているかの検証ができないばかりか、目標達成やPDCAを回すことが苦痛になってしまいます。
そうなってしまうと、お役立ち道の実践から遠のいてしまうかもしれません。
常に、目的を見失わず、PDCAのサイクルを回し続ける。
すると、新しい価値を生み出したり、共創のパートナーが増えたり、スキルアップやキャリアアップにつながったりなど、状況が変わってくるでしょう。
するとそこには、仕事を謳歌している自分がいるはずです。
さらに、ずっと自分らしい役立ち方を考えながらPDCAを回すので、最初は小さかったお役立ちの想いも、だんだん膨らんできます。
そうなると、自分が決めたより良い社会の実現にも、本気度が高まりいろいろな知恵も湧いてきます。
このようなことを意識して「O-PDCA」を回すと良いでしょう。
検索サイトで、「PDCA」と入れると関連ワードに「PDCA 古い」という組み合わせが上位に表示されてきます。その理由として、計画を立てるのに時間がかかりすぎて、実行に移すころには環境が変化しているから、というものだそうです。
ですので、最近はPDCAの代わりに「OODA(ウーダ)」をはじめとして、いろいろな手法が注目されています。PDCAも含めて、ご自身がやりやすい手法を使ってかまいません。
ただし、どの手法を使うにしても、スピード感をもって取り組む、目的を見失わない、ということに留意してください。
PDCAを回そうとするときによく見られるのが、今の仕事とお役立ちイメージが全く重なっていないケースです。それが必ずしも悪いとは言えませんが、お役立ち道のPDCAと仕事のPDCAを二刀流で回し続けるのは、結構大変です。
そうならないためには、できるだけ双方の一致点を見出して連動させていきましょう。
ただし、完全に一致させる必要もありません。自分らしいお役立ち道を歩むために、自分なりにバランスを考えて計画を立ててください。
例えば、自分自身のスキルアップのために、新聞を毎日読もう。という課題を設定したとします。しかし、それができなかった時に、多くの人は「だめだなあ。新聞をちゃんと読もう」と反省をします。反省をするのは素晴らしいことですが、この人は、反省をした後、新聞を毎日読むようになるでしょうか?
やはり、続かないことのほうが多いのではないでしょうか。
このように、目標にした行動が続かないときは、自分の考え方、つまり、本音のところを探ってみてください。実は「新聞を読めと、色々な人から言われたから課題に挙げたけど、本当はあまりメリットを感じないんだよなぁ」と思っているかもしれません。
こんな風におなかの底で思っていたら、長期的に続けることは難しいでしょう。
途中で投げ出してしまって、結果的に、行動は変わらない・・・ということになりそうですよね?
この考え方を変える。という点はとても重要なので、次の機会に詳しく説明をします。
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